境港産天然クロマグロ、今夏初水揚げ56.1トン

2022年6月1日

境漁港に並ぶクロマグロ

 鳥取・境漁港に5月30日、今期初めて天然クロマグロが水揚げされた。昨年の初水揚げは6月3日で、この時期の水揚げはほぼ例年並み。水揚げ船団は昨年と同じ愛媛県の第88天王丸。

 今回の水揚量は56・1トン(昨年15・27トン)、最高値はキロ2910円(昨年2650円、水揚げ本数は約400本、一本当たりの最大重量は232キロ、平均約120キロ(最大98キロ、平均約40キロ)。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から2年連続で行われなかった、境港天然本マグロPR推進協議会と同県関西本部が大阪市内の百貨店で水揚げ当日に行っていた解体ショーを行うPR販売は、今年は5月31日に実施された。  なお、日本海で操業する大中型まき網の漁獲枠は昨年の約1500トンから1862・6トンに増え、操業船団は昨年の11船団から1船団増加している。 [....]