2020年10月29日
6月21日施行の改正卸売市場法を機に、全国の47都道府県から認定を受けた地方卸売市場の数がほぼ固まった。農林水産省の卸売市場室調べによると、9月末現在で907市場となり、今春に事前に聞き取っていた市場数から107減少した。毎年の自然減は数十市場だったが、改正を機にして一気に3ケタ減となった。その多くを民設民営が占めたが、公設でも4市場、第三セクターでも1市場が減少した。
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公設市場が減少したのは、兵庫県で2市場、福島県と山口県でそれぞれ1市場だった。このうち水産物を扱っていた地方卸売市場は1市場で、産地市場の旧・香美町立香住地方卸売市場からの申請が行われなかった。[....]