土用の丑を占う/中村祐治・(株)ベニレイ市販流通部長

2016年6月24日

 初夏までの加工鰻の動きを振り返ると、前年比2?3割値を上げた国産が売れ行きを落とす一方、関東圏の中小スーパー中心に、中国産の大型(20?40尾)の売れ行きが好調となっている。販売好調の中国産を支えているのは、長焼き一尾1000円未満の価格設定を可能にした相場だ。[....]