2017年9月14日
千葉県旭市の飯岡漁港がマイワシの好水揚げ続きで活気づいている。近場に漁場が形成されたことから漁船が集中。8月中旬から水揚げが途切れず続いていて、多い時には一日800トンの水揚げがあり、現在も200?300トンが揚がる盛況ぶり。魚体は小羽中心だが魚価はキロ40?50円と高値。JF海匝(そう)漁協では「久しぶりの好漁。もうしばらく続くのではないか」とみている。
6月ごろから九十九里海域で魚群がみられ、8月に飯岡漁港近くに比較的まとまった群れができ、その後飯岡漁港から航程30分程度の近場に密度の濃い好漁場が形成、小型まき網船がピストン操業している。久しぶりの好水揚げが続き漁港内には陸揚げ順番待ちの漁船が数珠つなぎとなって待機。岸壁にも多くの運搬車が集結し次々とイワシを満載して銚子や波崎の加工場を目指していた。
現在一日200?300トンと一時に比べるとダウンしたが多い日には800トン近く揚がる。
海匝漁協の早川正晃常務は「このところ全体的にやや大きくなってきているようなので、今後が期待できる」と話している。[....]