北米筋子最終生産1200トン維持

2019年11月8日

業界筋がまとめた今夏の北米塩蔵筋子の生産量は、全体で何とか前年並みの1200トン台を維持した。ただ、長期的なトレンドは冷凍卵へのシフトで、塩蔵製品が今後も増える見込みは薄い。特に過去最高水準に近い来遊があったブリストル湾のベニ子も、大手パッカーが冷凍卵の製造へと切り替えたことで、筋子生産量が大幅に減った。

「2019年北米筋子の地区別・漁種別生産(業界推定)」本紙参照[....]