北米抱卵ニシン漁、順調に推移し1万トン超

2013年5月17日

米国アラスカ・ブリストル湾の抱卵ニシン漁は順調に推移しており、現地14日までに合計1万トンを超えた。

 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、14日の水揚量は、巻網が21隻で1630トン(Sトン、以下同)と前日をやや下回ったものの、魚体は1尾398グラムで前日より大きく、また、卵率(カズノコの生卵歩留まり)も9・9%と前日を超えた。

 一方の刺網は81隻799トン、魚体413グラム、歩留まり10・6%で、刺網は魚体が前日より若干大型化したが水揚げ、歩留まりはともに前日を下回った。

(「ブ湾ニシン漁と枠の実績」、「ブリストル湾抱卵ニシン漁の推移」一覧は本紙参照)[....]