北海道秋サケ相場は強含み

2013年9月10日

 北海道の秋サケ漁は解禁から2週間が経過し、数量的には前年を上回るペースで推移する一方、相場は強含みの展開をたどっている。輸入サケ・マスの価格上昇を背景とした親製品の需要増や、道東のサンマ不漁を受けた加工業者の仕事買いなどによるもので、早くも消流の先行きへの不安も指摘され始めている。
 北海道漁連の日報によると、8日現在の全道の水揚げは4872トンと、低水準だった過去3年の同時期との比較では最も多い[….]

「北海道の秋サケ水揚げ日報(9月7日)」本紙参照