北方領土貝殻島コンブ漁、21日以降出漁へ

2022年6月21日

 北方領土歯舞群島・貝殻島周辺でのコンブ漁は、17日に北海道水産会にロシアから「操業指示書」が届いたことを受け、出漁に向けた準備を急ぎ、20日には現地で操業指導会議が開催され、きょう21日以降に出漁することになった。

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 北海道水産会によると、ロシアからの操業指示書は国際宅配便で17日午後3時ごろ到着。現地では、翌18日に協定水域に浮標を設置。20日午後、JF歯舞漁協大会議室で、道、道水産会の関係者が出席して操業指導会議が開かれ、協定内容の順守を指導した。

 貝殻島コンブは例年6月1日に解禁。主に消費者に人気の高い棹前コンブとして採取される。昨年は6月中に8日間採取したが、今年は例年より20日ほど遅いスタートとなる。[....]