処理水の海洋放出、岸田首相「先送りできぬ」

2021年10月19日

 岸田文雄首相は17日、就任後初めて東京電力福島第一原発を視察し、廃炉作業の状況などについて東電から説明を受けた。首相は視察後、政府が決定した多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の海洋放出に関し、「先送りできない課題だと痛感した。安全性について透明性をもって説明していく」と記者団に語った。[....]