冷凍鮭卵/視界不良の商戦

2015年5月22日

 太平洋のマス豊漁年やウクライナ情勢、高値の在庫などが複雑に絡み合い、これから始まる新物の冷凍鮭卵(主にベニ子やマス子)の視界が、今年は極めて不透明だ。供給側では値崩れを心配する一方、買い付ける側の日本は円安によるコスト高のカベが立ちふさがり、思い描く価格で市場を立て直すことができるのかどうかが焦点と[….]

「ロシア・米国産冷凍筋子の月別搬入量」本紙参照