冷凍チリギン国内相場が膠着状態、大型サイズ化に腐心

2019年5月17日

 サケ・マス商戦の行方を左右する冷凍のチリ産ギンザケは、上旬までの大型連休を挟んで国内相場が膠(こう)着化しており、業界は前例のない大型サイズの消化に手間取っている。一方では新物2019/20年度の増産予想が具体的に伝えられ始めたほか、海外のシーフードショーの反応も不振を伝え、チリ側にも次第に「焦りの色が浮かんできた」(関係者)とも指摘されている。[....]