公海サンマ7359トン、前年比6割増採算性向上

2017年8月7日

 ロシア二百カイリ水域サケ・マス流し網漁業禁止に伴い、代替漁業として公海域でのサンマ棒受網漁業の可能性を探る実証事業(事業実施者・全さんま、JF根室漁協)が7月31日に終了。7359トン、5億3392万円を漁獲した。計画に対し量で7割、金額で6割。前年実績比数量約1・6倍、金額約2倍と大幅に上回った。小型サケ・マス流し網漁業代替のサバ類・マイでワシの試験操業も終了。マイワシの漁獲量は4961トンと昨年を925トン上回り、計画の8割近くに達した。[....]