全水加工連/第31回品評会で54点を表彰

2021年2月10日

都内のホテルで開かれた審査会の様子

 全国水産加工業協同組合連合会(中山嘉昭代表理事会長)は昨年11月6日、都内のホテルを会場に第31回総合品質審査会(品評会)を開催し、11日に全11賞54点を発表した。審査は新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、ホテル側の協力で一皿に数社の商品を並べて審査員に配膳するスタイルを採用。審査委員長もフェースシールドを用いるなど、万全の態勢で挑んだ。

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 全国から集まった応募総数は、前回より58点少ない734点。1次審査では、メーカー各社が所属する組合・団体によって91点が選ばれた。

 2次審査の対象となった出品財91点の内訳は、燻製や冷食加工品、そのほかの加工品を含んだカテゴリーが20点と最多。次いで、加熱調味加工品(ねり製品を含む)が25点、乾製品(節類を含む)17点、非加熱調味(ねり製品を含む)・藻類加工品と塩蔵品を含んだ商品群が16点、魚卵・生食加工品や発酵食品などが13点だった。[....]