2021年11月19日
宮城・石巻市と石巻くじら振興協議会は17日、市の複合文化施設「まきあーとテラス」で「全国鯨フォーラム2021 石巻」を開催した。会場には全国から捕鯨関係者と市民約270人が参加。鯨類資源の持続的利用と鯨食文化継承について報告し、商業捕鯨再開後の「くじらを活かした地域振興」をテーマにパネル討議を行った。石巻での開催は07年以来で14年ぶり。
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主催者を代表して石巻市の齋藤正美市長は、「07年開催時に沿岸小型捕鯨の再開を求めた石巻宣言を採択。宣言のように商業捕鯨が再開されたが、これからが勝負になる。市も関係者と一丸となり捕鯨産業の発展、鯨食文化の継承活動を行っていく」などとあいさつした。来賓として神谷崇水産庁長官(代読)、遠藤信哉宮城県副知事が祝辞を述べた。[....]