元気寿司、極洋グループと協業

2021年12月1日

極洋グループとの協業により完全養殖クロマグロの養殖をスタート

 「魚べい」など寿司レストランチェーンを展開する元気寿司?(本社・宇都宮市、法師人尚史社長)は、同社オリジナルの完全養殖クロマグロの養殖に関する協業契約を極洋と子会社・極洋フィードワンマリン?と結んだ(一部既報)。契約を結ぶことになった経緯や、元気寿司が今後目指そうとしている取り組みなどについて、大沢祐司専務に話を聞いた。

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 極洋フィードワンマリンは2014年に愛媛でクロマグロの完全養殖魚の沖出しに成功し、17年から「本鮪の極 つなぐ(TUNAGU)」ブランドとして出荷している。元気寿司は今回の協業契約で、極洋フィードワンマリンが養殖している完全養殖クロマグロの餌の共同開発に参画し、専用のイケスで寿司に合う良質な完全養殖クロマグロの開発を進め、来春には全国の店舗(21年11月17日現在171店舗)で販売する予定としている。 [....]