令和4年・壬寅年/脱炭素で「海の豊かさを取り戻す」

2022年1月1日

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 令和4年壬寅(みずのえとら)年の年明けにあたり、皆さまの健勝と安寧をご祈念申し上げます。暦の上の昨年、一昨年は、厳冬期の耐える時節に当たると言われましたが、言葉通りに世界は2年にわたるコロナ禍との戦いに明け暮れ、翻弄されました。ひるがえって今年の壬寅は、地中の種が春の日差しを浴びて芽を出すまで、「今少しの辛抱の時」のようです。

 いまだ起源さえ不明なコロナウイルスですが十数回の変遷を繰り返しつつ、要注意のオミクロン株に至り、早晩、最後のオメガを通り越すと見込まれています。その間にはさらなるワクチンの進化、治療薬の開発も進むと期待され、今年中にも世界の多くの地域でコロナと共存することになると期待されます。しかし、コロナ共存中の地球規模の物流・人流の停滞、生活必需品不足、物流の目詰まりによる必要物資の価格高騰など。今後の経済活動再開には、対処すべき諸問題が山積しています。 [....]