中国産活鰻/4P、5Pに活路

2013年5月29日

 昨年同時期より安値にもかかわらず、買い気の後退から極端に冷え込んでいた中国産の活鰻流通に、このところ変化がみえ始めた。日本国内で不足する細物サイズを、中国産に求める動きが出てきたためだ。

 現在、最安値で流通する鹿児島産活鰻は、大型の3P(1尾333グラム)サイズが中心で、蒲焼店が好んで用いる4P(1尾250グラム)、5P(1尾200グラム)は足りず、中国産へと再び目が向いているという。

(「中国産活鰻の月別輸入推移」本紙参照)[....]