マリンアクセスが第4工場完成、ネギトロ核に生産強化

2017年8月16日

クリックで画像を大きく表示します

竣工祝賀会であいさつする村上マリンアクセス社長

 ?日本アクセスの子会社・?マリンアクセス(村上一平社長、静岡県榛原郡吉田町)が本社に増設を進めていた第4工場が完成、8月から稼働を開始した。新工場はネギトロを中心とする高付加価値商品の加工製造を手掛け、生産量は従来の月間70トンから150トンに増産を図る。

 既存工場に鉄骨造り2階建て(延べ1079平方メートル)を増設。1階にネギトロなどの生産工場、2階に開発室などを配置し、ロインにしたキハダ・メバチの解凍・殺菌、トリミング台、身ミキサー、真空充填機、包装機、超低温凍結するトンネルフリーザーなどを揃えた。

 HACCPに対応したレイアウトと作業動線を確立。食品安全衛生面やフードディフェンスを強化、冷凍・チルドの高付加価値商品製造ラインを自動化を図るなど最新の体制を整えた。ネギトロ生産はほぼ新工場に集約する。すでにサラダやパスタのトッピングなどに合う「スパイシーねぎとろ」を発売、9月には「明太子ねぎとろ」の発売も予定。アウトパック商品の市場投入を加速させる。

 9日には現地で、村上社長、親会社である日本アクセスの佐々木淳一社長らが出席して竣工式と、藤枝市内のホテルで祝賀会を行った。[....]