ホウスイ川島物流センター竣工・稼働、200人が祝賀会

2019年4月24日

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あいさつする乃美会長兼社長

 ホウスイ(乃美昭俊会長兼社長)は19日、埼玉県中部の川島町(かわじままち)に約81億円をかけ完成、稼働させた「川島物流センター」(安濃光雄所長、冷蔵収容能力約6万トン)の竣工祝賀会を行った。現地で内覧会を行ったあと、川越市の川越プリンスホテルに取引先や工事関係者ら約200人を集め、順調な稼働を祝った。

 内覧会では、庫内の1階荷捌き室や冷凍室、電気設備や冷却設備、事務所棟、貯水設備などを設備担当者から説明を受けながら見学した。川島物流センターは内陸型としては国内最大級の大型冷蔵庫で、免震構造。冷蔵庫棟1棟と事務所棟2棟で構成し、冷蔵庫棟はプレキャストプレストレストコンクリート造り一部鉄骨造りの地上5階建て、事務所棟は鉄骨造り地上5階建て。トラックバースは3面に大、中、小の合計42基を配し、冷却には環境にやさしい自然冷媒を使用。

 祝賀会でホウスイの乃美会長兼社長は「(川島物流センターを)取引先に評価いただき、1日の稼働から5日間で1000トンの荷物が入り、今月中には計画を相当上回る在庫になりそう。幸先よいスタートを切れた。今後ますます発展する関東内陸部の低温物流に貢献したい」と抱負を述べた。[....]