ベーリング海タラバガニ、日本向生産を優先

2013年11月8日

 米連邦政府の機能停止のあおりを受けて、例年より1週間近く遅れて先月21日に漁期入りしたベーリング海のタラバガニ漁は順調に推移し、予定通り最初の船積みが現地ダッチハーバーを出港する見通しだ。水揚げは途切れることなく続き、パッカーも日本向けの生産を優先してくれたため、いつもの年末商戦を迎えられることになりそうだ。

 関係者によると、現地21日に出漁して以降、陸上工場には25日ごろからデリバリー(原魚の工場搬入)がスタート。その後、これまで途切れることなく原魚が積み込まれ、コンスタントな加工・凍結態勢を維持[....]