ベーリング海タラバさらに3割減、ズワイは回復へ45%増

2018年10月12日

 10月中旬から漁期入りする米国ベーリング海のタラバガニとズワイガニの2018/19年シーズン割当が先頃、米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)から発表された。年末の花形商材でもあるタラバは前年比で35%少ない近年最低の割当を更新したのに対し、年明けから本格化するズワイ(オピリオ種)は逆に45%の増枠となった。いずれも供給量としては近年の低位水準を脱しておらず、新物も高値の継続が予想されている。

「アラスカ産タラバ・ズワイ漁獲割当と生産見込み」本紙参照[....]