ブリストル湾抱卵ニシン漁、2万トンを超す

2013年5月21日

 米国アラスカ・ブリストル湾(トギャック)の抱卵ニシン漁は、現地18日までに大台の2万トンを超えた。刺網のデータこそ若干振るわないものの、巻網は量、質とも昨年を上回って好調だ。

 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、現地18日の水揚量は、巻網が日量としては今季最多の4110トン(Sトン、以下同)とまとまった一方で、刺網は今季最低の107トンにとどまった。全体では4217トンと今シーズン最も多い水揚げとなり、同日までの累計漁獲量は2万283 トンと大台を超えた。

 (「2013年ブリストル湾抱卵ニシン漁の推移」は本紙参照)[....]