ニコニコのり「おにぎらず」専門店を大阪本社1階に開店

2018年10月3日

「笑屋 NICO?YA」店内の様子。常時5種類の「おにぎらず」を販売する

 ニコニコのり?は1日、「おにぎらず」の同社初の直営専門店「笑屋(にこや)NICO?YA」を大阪市浪速区敷津東の本社1階に開店させた。5種類の「おにぎらず」を中心に、サラダなども販売。「おいしく、楽しいノリの食べ方」を提案していく。
 白羽清正社長は、「当社は3年後に創業100周年を迎え、『ムーブメントを』と考えた一つが中食店の出店。消費者にノリをおいしく食べてもらう提案の接点にしたい。2015年から『おにぎらず』専用ノリの販売を始めたが、もっと活用方法を提案できるのではないか」と出店の狙いを説明した。
 同社の「おにぎらず」専用ノリはブームの15年に比べ販売額は縮小したが、マーケットシェアは約8割。ただ「おにぎらず」を知らない人は約7割で、伸長させる余地があると見込んでいる。
 白羽社長は「写真映えする彩りや、具材、栄養素など自由度はおにぎりよりも高い」と強調した。
 「とろとろオクラとあっさりささみのヘルシー梅和え」「まるごと贅沢鮭と味わい深い塩昆布」、「自家製辛味噌牛肉と彩り野菜のビビンバ」、「ツナマヨRich」など5種類を販売。「ノリをおいしく食べてもらうのがコンセプト」であり、多店舗展開は現在考えていない。[....]