2017年6月2日
チリの養殖サーモン生産者、ベンティスケーロスが昨年11月に販売を開始した日本市場向け骨抜き冷凍アトランティックサーモンのプレミアム新ブランド「プリスティンサーモン」が好調だ。今期は800トンの販売を計画。来期は1500トンを見込んでいる。
水揚げ後、加工場前の海に設置されたケージでストレスを軽減させたあと、活魚のまま地中のパイプを通って加工場に搬入する「ライブハーベストシステム」を採用。専用チームが失神・、動脈切断して血抜きを施す「スタンニングシステム」を採用。身色基準27以上のみを選別し、血合いは最大限除去、死後硬直直前に骨抜き加工をしているのが特徴。全加工工程は6時間以内と非常に短く、高鮮度のままで日本向けに冷凍真空パック詰め加工されている。
来日中のアウトロ・クレメン営業担当役員は「日本市場向けプリスティンサーモンは、今後さらに伸びる可能性がある」と話した。[....]