チリ産ウニの供給ピンチ、現地でウニ水揚げが後回しに

2014年4月17日

 南米チリから輸入される生冷・蒸ウニ製品が、昨年にも増して買い付けの窮地に陥っている。国内では「あまちゃん」ブームもあって需要が伸びているのに、必要量が確保できない状況が長引いているためだ。現地は3月から新漁時期を迎えたが、今年も海藻採取が優先してウニの水揚げが後回しになっており、新物価格は近年最も高かった昨年の価格を、さらに上回る可能性が予想[....]