チリ産ウニ、新物が未知の高値に

2013年6月6日

  南米チリ産のウニ製品が、これまでに経験したことのない高値圏に突入した。減産見込みと円安で、トップグレードでキロ5000円台へと、限界点とされる相場感を大きく突破。今後内販が通用するかどうかは未知数で、生産するパッカー、また買い付けする輸入業者間でも判断が分かれている。

 チリのウニ製品は、蒸ウニが同国10?11州で、生冷は12州南部に生産拠点があるが、今年はいずれも大幅な高値が予想されている。[....]