セリの迫力を間近で、豊洲市場見学者デッキ再開

2020年11月4日

デッキから適度な感覚をとりつつ見守る参加者。子供らの姿も

 東京都は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2月末を最後に中止していた、豊洲市場水産卸売場棟1階マグロ卸売場の見学者デッキからの一般見学を8か月ぶりに再開した。初日の様子が報道陣に公開され、事前申し込みの2・4倍の抽選をくぐり抜けた参加者が、日本のマグロ取引の中心地・豊洲のセリの迫力を間近で体験した。

 6月8日に施設全体の見学は再開したものの、業務エリアの至近に立ち入れる見学者デッキは閉鎖されたままだった。国によるイベント人数制限緩和措置を受け、都は10月9日から11月分の申し込みを始めていた。

 中止前と比べて最大60人の2回制から最大27人(一日当たり9組まで)の1回制に変更。生マグロのセリを終え、冷凍マグロのセリが佳境を迎える午前5時55分からに開始を10分繰り下げ。[....]