サンマ大型船解禁 昨期上回る

2021年8月31日

 【根室】サンマ棒受網漁の主力となる100トン以上の大型船の水揚げが27日を皮切りに根室・花咲や大船渡、厚岸で始まった。30日までの累計水揚げは昨年8月を大きく上回っており、不振を極めた昨シーズンの再来は回避できた状況。ただ、一昨年よりは少なく、また遠い公海漁場での魚群も厚くないとされ、なお楽観できない情勢が続く。

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 全さんまによると、大型船は20日に解禁を迎え、花咲などから51隻が出漁した。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、各船は花咲から800?1200キロの公海に漁場を形成。第1陣の7隻が27日、花咲に戻り、小型船(1隻)分を含め、バラ約85トン、発泡箱1251箱(4キロ、8キロ入り)、冷凍34箱(不定貫)を初水揚げ。昨年の初水揚げ時(8月26日)の数量(バラ5・5トン、発泡箱155箱)を大きく上回った。

02★道漁連 折り込みで秋サケの旬PR                 ?魚/サケ・マス

 北海道沿岸の秋サケ定置網漁解禁に合わせ、北海道漁連は9月から10月にかけて全国主要都市に新聞折り込みチラシ200万枚を配布し、秋サケの旬到来をアピールする。

 今年も新型コロナウイルス禍の中での販促となるが、「おうちで旬 今だけ、秋だけの美味」を[....]