サバ魚群が南下、銚子で盛漁期入り

2017年11月29日

クリックで画像を大きく表示します

28日銚子に水揚げされたサバ

 21日の水揚げ以降、シケによる休漁が続いていた三陸沖の大中型まき網漁船団は、27日に操業を再開し、翌28日は1万トン近いサバを漁獲した。漁場は広範囲に形成され、南寄りの漁場が銚子へと近づいたことから5000トン超が銚子漁港に水揚げ。350グラム前後を主体に鮮度・脂質とも良好な原料は、全国的な加工原料不足から引き合いが強く、市場では厳しい表情をした買受人らによる駆け引きが繰り広げられた。

 28日に銚子へ入港したまき網船は21隻。三陸沖で操業していた隻数のちょうど半分で、金華山沖で操業したグループは八戸から大船渡、気仙沼、石巻、塩釜の各港へと分散水揚げした。[....]