サケ冷フィレー輸入低迷、「売られすぎ」好転を期待

2017年12月15日

 養殖サケの冷凍フィレーは、その主力となるアトランティックサーモンがチリ産の水揚げ回復とノルウェーの急落を受けて、調達コストもようやく落ち着きを取り戻してきた。ただ高値を追いかけざるを得なかった中盤の製品が消費を遮られていることで、追加買いは現在、おおむね手控えられている状況。安値が浸透して前売れが回復してくるかどうか、正月商戦がカギを握っているとみられる。[….]

「冷凍サケ・マスフィレー月別輸入推移」本紙参照