サケ・マス輸入(6月)/20年ぶり1万トンぎりぎり、コスト高で減少続く

2017年8月1日

 財務省の通関統計によると、6月のサケ・マス輸入はフィレー以外が軒並み減少し、チリギン、ベニ、トラウトの主力魚種が1000トン内外、生鮮空輸を合わせても1万537トン、130億4504万円で、昨年の同じ月と比較して数量が28・3%減少し金額は逆に9・7%増加した。過去20年間1万トン割れ直前となったのは、1998年6月の1万271トンに肩を並べる異例の低水準。逆[….]

「サケ・マス類の国別・月別輸入推移」「冷凍チリギンの月別輸入量の推移」「冷凍トラウトの月別輸入量の推移」「冷凍チリギンの月別輸入状況」本紙参照