2016年12月15日
米国アラスカSEシトカの割当が発表されたことで、来シーズンの北米抱卵ニシン漁の輪郭が固まってきた。近年、シトカやブリストル湾などでやや来遊不安を残すものの、通常通りに操業できれば前季並みのカズノコ生産が期待できそうだ。すでに10月にはブリストル湾(トギャック)が2万2943トンの割当を発表。2年続きで3万トン近い非現実的な割当だった2015・16両年から2割ほど削減されたが、来遊が順調なら昨年並みの漁獲は期待できそうだ。[….]
「米抱卵ニシン漁とカズノコ生産実績(推定)」本紙参照