オホーツクホタテ29年も18万トン内外の低水準か、回復まで1年

2017年1月13日

 水産経済新聞社が北部の稚内管内、南部の北見管内の各漁協(宗谷?網走)に行った聞き取りによると、29年シーズンの合計水揚げ計画(漁場造成含む、サロマ湖養殖除く)は18万3900トン。近年最低に沈んだ28年実績・17万8800トンから微増にとどまる見通しだ。26年12月に襲来した大型低気圧による漁場被害から27年、28年と20万トン割れに甘んじてきた。この影響は29年シーズンの漁場にも及んでおり、3年連続で厳しい生産を強いられることになる。[….]

「オホーツク地区ホタテ水揚げ推移(サロマ湖養殖除く)」本誌参照