アイリッシュシーフードの魅力?

2021年8月27日

アイルランド産活ブルーオマールを手に取る古池CEО

 水産物の約8割を、国家レベルで運用する食の持続可能性プログラム「Origin Green(オリジン・グリーン)」を実行しているアイルランド。同国産シーフードの品質の高さや希少性については、実際に料理の食材として関わるシェフらがいちばんよく知っている。そんなこだわりのシェフらによりすぐりの食材を提供する?シーボーン・ジャパンが2019年のアイルランド視察で良質なシーフードにめぐり合った。実際に食材として扱うシェフらの紹介なども含め、5回にわたり連載する。

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 関西中心のホテル、レストランのこだわりシェフたちによりすぐりの高級甲殻類など食材を提供して定評があるのは?シーボーン・ジャパン(本社=滋賀・大津市、小澤祐司社長)だ。現在、最高経営責任者(CEO)である古池啓輔氏が、カナダ・バンクーバーで土産物を販売していたシーボーン・エンタープライズ社で働いていた時に日本で会社を出さないかと言われ、1987年日本法人としてスタートを切った。[....]