おためし漁業体験で担い手確保へ

2021年12月24日

「高校生の部」の漁業体験の様子(いわき市提供)

 いわき市とJFいわき市漁協はこのほど、就業希望者に1週間程度の体験の場を提供して知識や技術を学んでもらう「おためし漁業体験」を初めて実施した。「高校生の部」に福島県立小名浜海星高校の3年生2人、「一般の部」に市内外の5人の合計7人が参加。就業者2人と、来年4月の就業内定者1人を確保する成果へとつなげた。

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 いわき市の2021年度「常磐者(じょうばんもの、担い手)育成支援モデル事業」として行われた。

 「高校生の部」は夏休みの8月上旬に実施。漁師に6日間の弟子入りをして漁業体験や加工体験のほか、座学などを含めて多面的に学んだ。[....]