「IUU、結果出る検証を」/自民党水産合同会議

2020年10月8日

 自民党水産部会(舞立昇治部会長)、水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議は6日、党本部で違法・無報告・無規制(IUU)漁業、密漁対策、遊漁対策の対応を検討した。水産庁は、より効果的な資源管理の推進に向け、遊漁の資源管理にも新たな仕組みを検討していく考えを示した。浜田会長は、「12月施行の改正漁業法のもと、漁業者が資源管理にしっかりと取り組むことになる一方で、IUU操業や密漁は切実な問題。しかし、結果が出ていないのは事実で、罰金などを強化するだけでなく、しっかりと検証し結論を出すことが大事だ」と述べ、実効効果が実証できる対応を求めた。

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 水産庁はIUU漁業対策で、マグロなどを例に国内外の対応を説明。密漁対策についても罰則が強化されていることなどを説明した。遊漁の資源管理については、「新たな仕組みを検討」と説明があった。[....]