「築地の鯨」、関西の百貨店で販売

2021年7月2日

「関西の鯨食文化を伝えていく」と話す松本代表

東京・築地場外の鯨専門店・築地の鯨(松本宏一代表)が関西の百貨店での鯨肉および鯨肉惣菜の販売を強化している。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、来店客で店内があふれ返るというほど人出は多くはないものの、6月中旬に緊急事態宣言が明けて徐々に来店客も増えつつある。

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 阪神百貨店のあまがさき阪神フードイベントのコーナーでは6月23?29日の7日間、鯨肉惣菜として「鯨竜田揚、鯨カツ、大和煮」を販売したほか、冷凍品で、赤肉やベーコン、ハツ、カノコ、サエズリ、さらしクジラ、塩皮、本皮などを販売。

 出店を待ち望む客も増えているといい、今年4月末に購入した客が再度来店、購入するなど、認知度も向上してリピート販売も増えている。[....]