「第三恵栄丸」進水式、相馬の沖底新船

2020年4月22日

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松川浦に着水する第三恵栄丸

 福島県漁業の本格復興の旗頭として新造される相馬地区の沖合底びき船7隻の先陣を切って、第三恵栄丸(19トン)の進水式が16日、松川造船(株)(福島県相馬市)で行われた。地元漁業者や造船所の関係者をはじめ、融資を通じて新造船の更新を支援するJF福島信漁連(立谷寛治会長)や農林中央金庫福島支店の幹部らも立ち会って、晴れの日を祝った。

 相馬地区の沖合底びき船全23隻は、がんばる漁業復興支援事業を活用し、新造船7隻を建造する。船齢15年前後の比較的若い船の船主が新船に順次乗り換え、被代船を中古船として高船齢の漁業者にスライドさせて浜全体の平均船齢の若返りを図り、安定的な生産基盤を確立[....]