「特定技能」取得者、漁業分野で21人に

2020年2月19日

 出入国在留管理庁が公表する漁業分野(漁業・養殖業)の在留資格「特定技能1号」の取得者が昨年末までに21人になったことが18日までに分かった。いずれも10月以降の申請での取得で、業種別では漁業(漁船漁業など)6人、養殖業15人で、水産業でも特定技能制度が動き出したことになる。

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 出入国在留管理庁の資料によると、昨年12月末までの特定技能1号在留外国人の総数は1621人。このうち漁業分野で資格を取得した21人を都道府県別でみると、養殖業15人のうち広島県が大半を占め14人(広島市3人、呉市10人、東広島市1人)、北海道1人(二海郡八雲町)。広島県はカキ、北海道はホタテとみられる。[....]