「海の日」ポスター、香川県の女子短大生が大賞

2019年4月18日

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堀さんの作品を採用した今年の「海の日ポスター」

 海事関係団体など28団体で構成する国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会(事務局・日本海事広報協会)は10日、今年の海の日ポスターコンクールの結果を発表した。大賞に選ばれた堀可奈子さん(香川県・嵯峨美術短大美術学科1年)の作品はポスターにし、7月の海の日を中心に、全国各地約2000か所の公共交通機関や海事関係施設で掲示される。

 応募総数1064点から大賞に輝いた香川県立高松工芸高校3年(当時)の堀さんの作品を審査委員会は、「人の目線とぬくもりを感じる作品。『海の日』に力強さがあり、海の広がりを感じさせる」と評価した。空と海、砂浜の色や配置のバランスに優れ、海の日のメッセージを明快に表現している。

 コンクールは「海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う」という海の日の意義を多くの人に知ってもらう目的で2017年に開始、大賞作品をポスターにしている。今年が3回目。[....]