[1085]「南インド洋漁業協定(SIOFA)第6回締約国会合」の結果について

2019年11月27日

 底魚のVME存在海域は操業制限メロの漁獲量制限も合意。

今回は7月1?5日(金曜日)まで、モーリシャスのフリッカンフラックにおいて開催されました「南インド洋漁業協定(SIOFA)第6回締約国会合」の結果についてお知らせします。

 今回の会議には、日本、豪州、フランス、モーリシャス、セーシェル、クック諸島、タイ、EU及び台湾の参加があり、我が国からは、諸貫秀樹水産庁資源管理部参事官のほか水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構国際水産資源研究所および関連漁業団体の関係者が出席しました。

 今回の会議では、底魚の資源管理措置に関して現行のVME※(脆弱な海洋生態系)が存在する海域における操業の制限に加え、VMEが存在する可能性がある海域における操業の制限について合意されました。

 また、協定水域の一部において、メロの漁獲量制限が合意されました。公海乗船検査の手続に関しては、協定水域(公海)において他国漁船に乗船し検査を行うために必要な手続について合意されました。

 次回年次会合は、令和2年(2020年)7月にレユニオン(フランス海外県)で開催される予定です。

 (水産庁国際課)