「令和」に「晴れ」の期待/水産経済新聞社アンケート

2019年4月26日

令和天気予報(水産業界リーダー)

 間もなく「平成」の時代が終わり、「令和」時代に入る。漁業法の70年ぶりの大改革のもと、水産政策の改革の舞台は整い、「令和」はその実効性や成果が問われる時代になる。令和を迎えるにあたり、水産経済新聞は、水産業界のリーダーと「令和」の時代を担う50歳未満の若手水産業界関係者にアンケートを実施した。質問は、令和時代を天気に例えた予報、優先する課題、期待の魚、そして「令和」時代に大切にしたいこと?の4点を尋ね、総勢120人を超える関係者から回答を得た。

  令和時代の水産業を天気に例えた質問では、水産業界のリーダーの回答として最も多かったのが、「くもりのち晴れ」。現在の状況を「くもり」と表現しながら、令和時代の「晴れ」を祈る気持ちが多く示され、「晴れ」と答えた回答を含めると、状況が好転するとの考えは半数を超えた。天気の好転を予想した理由には、「漁業法改正の成果に期待」「願いを込めて」「潜在需要あり」「構造改革に期待」など、平成時代に残した課題の改革が新時代に進むことを期待する声が多数を占めた形だ。[....]