「なでしこ寿司職人」、サーモン、サバ握る

2022年3月16日

ニーハマル大使(左上)出席のもと行われたなでしこ寿司職人とのイベント

 ノルウェー水産物審議会(NSC)は11日、津市の「すし処 やま幸」でインガ・ニーハマル駐日ノルウェー大使ら出席のもと、女性寿司職人5人による空輸されたばかりのノルウェー産サーモンやサバのネタを握るイベントを行った。

 NSCはジェンダーイコール(性別にかかわらず仕事と生活の調和を図る)の理念が世界的に広まる中、これまでは男性社会だった漁師や料理人などの間に女性が進出することを支持している。

 2016年5月に伊勢志摩サミットが開かれ、地のものを使用した寿司を各国首脳に披露した三重県には、女性の寿司職人が最も多くいるとされ、現在8人が県内で活躍している。今回は、全国に料理人を続々と輩出している相可高校などで寿司の魅力を伝える元東京大寿司の大将・松田春喜氏がアレンジし、イベントが実現した。[....]