「つながる便」開始/九州の食輸出協議会

2021年12月20日

 九州経済連合会(九経連、倉富純男会長)が事務局を務める「九州の食輸出協議会」は15日、農産物の輸送などを行う(株)福岡ソノリク(佐賀・鳥栖市、園田壽俊社長)と連携した九州内共同物流サービス「つながる便」を開始した。輸出のために博多港または福岡空港に向けて商品配送する九州の食品加工・製造業者などは、50ケース以内であれば一ケース当たり450円(税込み)で輸送が可能になる。

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 一般的に小ロットの輸送はコストがかさむが、今回のサービスは、既存の物流網を生かしながら複数の利用者でトラックをシェアすることで低価格化を実現した。国内輸送費の負担が大きかった企業や、少量だが輸出に挑戦してみたい業者などにとって最適なプラン[....]