OKI「フライングビュー」実証実験、操舵室からの死角を解消

2020年10月12日

離岸時の後方を表示したフライングビュー映像

 沖電気工業㈱(OKI、本社=東京・港区、鎌上信也社長)は6日、4方向のカメラ映像を合成して俯瞰映像を表示する「フライングビュー(R)」の実証実験を内航船で初めて実施し、離着岸時に生じる死角も操舵室から確認できたと発表した。船舶の周囲状況を一つの画面から自由な視点でリアルタイムに把握できるため、操船時の負担軽減や衝突事故の防止に効果が期待される。

 実証実験は八幡丸漁業運輸㈱が所有する内航船を用いて、離着岸時に操舵室の死角方向や物資運搬作業の確認を行った。フライングビューは四方を撮影した魚眼カメラの映像をリアルタイムに合成することで、実際のカメラ設置場所と異なる視点から見えたような一つの映像を表示する。上空から撮影したかのような映像にも切り替えができ、自船の周辺状況を客観的に把握しやすい。[....]