<魚食にっぽん[135]>アサリから考える評価基準

2022年4月25日

特種物業界ではかき取引委員長を務める吉橋社長

 魚介類の中で、有史以前の生活を今に伝える史跡に貝塚があるように、少なくとも1万年以上前から人々の食を支えてきたのが、現在も食卓に欠かせないアサリをはじめとする二枚貝だ。ここ最近は一部でイメージを悪くしているが、このままにしてよいのか。かつての漁師町の千葉・浦安がルーツで、約70年前に貝類専門店として豊洲市場の前身である築地市場に入場し、今日まで業容を大きく拡大してきた水産仲卸の㈱吉善の3代目社長・吉橋善伸さんに話を聞いた

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 実家の作業場で地物のアオヤギのむき作業を見たのは、「子供の頃が最後」と語るのは吉善3代目の吉橋社長。今は専業仲卸として日本各地、世界各国からウニ・カキ中心に、さまざまな魚介類を集めて250種1000品目以上を品揃えする[....]