<若手が描く 漁業の未来>富山編/資源管理のカギは「納得できる根拠」

2020年11月12日

富山の次代の漁業を担う若手漁業者たち。(㊧から)松井氏、野口氏、縄井氏、塩谷氏、尾山氏

 改正漁業法の施行まで1か月を切り、資源回復に向けた新たな資源管理も本格的に始まろうとしている。日本の漁業が大きな岐路を迎えている中で、新しい時代の漁業を担う若手漁業者は、漁師という仕事、これからの資源管理や漁業の未来をどう考えるのか。富山・新湊で漁業を営む30~40歳代の若手漁業者4人に思いを聞いた。

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 ◇皆さんは最初から漁師になろうと。

 ◆野口/いやいや。大学を出てから地元・富山で30歳までサラリーマンをしていましたよ。自動車の部品会社で営業です。親からも「継いでくれ」と言われたこともなかったのでサラリーマンになったのですが、サラリーマンの仕事もやってみるとそれほど魅力的ではないし、オヤジが病気がちだったので、30歳の節目に漁師の道を選びました。[....]