22年サンマ来遊量、0歳魚増え前年上回る 

2022年8月1日

 2022年漁期のサンマの来遊量は、統計開始以来3年連続で最低を更新する漁獲量だった昨年に比べると、加工向け主体の0歳魚の増加で全体では上回る。ただ、低水準は依然続く見込みだ。鮮魚向けが中心の1歳魚は、9月時点の推定体重が一尾100~110グラムと、昨年(110~120グラム台)に比べて痩せた状態で始まる可能性が高い。また、サンマ漁が日本の近海で本格化するのは10月を待たなければならないようだ。

 水産研究・教育機構水産資源研究所が7月29日に発表した22年度「サンマ長期漁海況予報(道東-常磐海域)」によると、日本漁船の漁場にたどり着いて漁獲対象となる1区(日本近海から東経165度まで)と2区(東経165~180度)を合計した推定資源は117万トンで、昨年(45万トン)の2・6倍と一定程度の改善がみられた。特に10月下旬までに来遊が見込める1区に一定数の群れがいた。[....]