防弾用フィルムで高性能漁網を開発/帝人、木下製網

2020年8月5日

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耐久性の高いフィルム㊧を素材にした世界初の高性能漁網「MX-4」㊨

 大手繊維メーカーの帝人㈱(大阪市北区、鈴木純社長)は4日、同社の超高分子量ポリエチレンフィルム「Endumax」で、木下製網㈱(愛知県西尾市、木下康太郎社長)と世界初のフィルム製高機能漁網「MX-4」を開発したと発表した。防弾用途などにも用いられる強度や耐摩耗性に優れる素材で、長期使用でも漁網の形状を維持し、まき網漁業の漁労長らの高い評価を得た。きょう5日から木下製網が販売を開始する。

 「Endumax」は超高分子量ポリエチレンの分子鎖でできており、警察や防衛関連の防弾製品にも使用される高強度、高弾性率、耐衝撃性を兼ね備える。通常はフィルム状で使用するが、数ミリ幅に裁断したものを木下製網の技術で編み込み、強い負荷や頻繁な擦れにも強い無結節網の「MX-4」に仕立てた。[....]