鎌倉の海岸でSDGs、水福連携も 

2022年7月19日

障害者たちが海藻を集める(矢野さん提供)

 神奈川・鎌倉の海岸を舞台に、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みが進められている。漂流した海藻を畜産飼料に使えるように加工し、それを与えた豚を「鎌倉海藻ポーク」としてブランド化。もともとは廃棄されていた海藻の有効利用だけでなく、障害者の就労支援となる水産と福祉の連携(水福連携)という側面もあり、動画投稿サイト・ユーチューブの神奈川県の公式チャンネルでも黒岩祐治知事が取り上げるなど、注目が集まっている。

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 鎌倉海藻ポークは、材木座海岸など鎌倉市内に漂着する海藻を回収し、洗浄や粉砕などをして飼料として使える形にしたうえで出荷の約2か月前から豚に投与する取り組み。海藻を食べた豚は、うま味成分であるオレイン酸を多く含むとともに、通常の豚肉より低い温度で脂が溶けるため、舌触りがよく甘さを感じるという。[....]